管理マン⑫　猫の亡霊　((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ【2018-03-17更新】

管理マン⑫　猫の亡霊　((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ2018-03-17

管理マン⑫　猫の亡霊　((；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

生暖かい風が頬をなでる頃それは突然やってきた

真っ黒なフォルムは圧倒的な存在感を放ち

管理マンの前に現れた

それは管理マンがいつもの様に管理物件の清掃と

安全確認をしているところだった。

その黒い体には他を寄せ付けない黄金色に輝く瞳には

心の奥底までも打つ抜こうとする眼力というものが

備わっていた

管理マンはそのものと鉢合わせるや否や

「あっ！！」と声をもらしてしまった

そのものは「たかが人間風情」といいたげな視線で

管理マンと目が合ってしまった

がしかし、そのものの視線はすぐに

木の上の方の物体にロックオンしていた

そのものは音もなく樹の下まで来ると

全身の力を込めるがごとく

木の上の物体にいまにも襲いかかろうとしていた

管理マンは思わず「猫登れ・・・猫の亡霊」と

管理マンの声にその物体の小鳥は無情にも

大空髙く舞い上がってどこかへ行ってしまった

黒猫は声を発した管理マンと再度目が合い

バツの悪そうにどこかえ行ってしまいました

めでたしめでたし！！（小鳥ちゃん襲われなくてよかった！）

ページ作成日　2018-03-17